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キッズプレイスのブログでも一番アクセスが多いのは、赤ちゃんの夜泣きに対する記事です。それだけ赤ちゃんの夜泣きに悩まされているお母さんやお父さんが多いのかも知れません。あるいは、赤ちゃんの夜泣きを心配して、不安を感じることなく眠らせてあげたいというお母さんの親心かも知れませんね。
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以前にも赤ちゃんを安眠させる5つの方法を紹介しましたが、今日は泣きやまない赤ちゃんを安心させる(私の)必殺技の一つをご紹介します。この奥義を公開することには、私の意図しない方向に誤解される危険性もあり多少ためらいもありますが、子育て環境を良くすることにより、少子化対策にどこかで役立つと信じて書かせて頂きます。子育てに悩んでいる若いお母さんお父さんの一助になれば幸いです。
赤ちゃんを安眠させる5つの方法の中でも紹介しましたが、赤ちゃんは「ザーっ」というテレビの砂嵐の音が大好きです。「テレビの砂嵐」と言われても分からない方がおられるかもしれませんが、テレビのチャンネルを放送局のない何も映らないチャンネルに合わせか、あるいは、深夜のテレビ放送終了後、画面に砂嵐の中に居るような映像が映ると思います。その時「シャーっ」とか、「ザーっ」というような音がスピーカーから聞こえてくると思います。これが砂嵐の音で、ホワイトノイズとも言われます。
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赤ちゃんはこの音が大好きというより、この音を聞くととても安心します。諸説あるようですが、この音(砂嵐の音)が赤ちゃんがお母さんのお腹の中で聞いていた、お母さんの体の中の血管を血液が流れる音に似ているという説があります。実際、血管の中には無数の血球(赤血球や白血球)が流れているので、血球が血管壁にぶつかると似たような音がするのかも知れませんね。
大人の私たちは遠い昔の記憶として忘れ去っていますが、赤ちゃんにとってはお母さんのおなかの中にいた頃の、懐かしく、安心できる音なのかも知れません。
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夜中に赤ちゃんが泣きだして、ミルクをあげても、おしめを替えても、あやしてみても全く泣き止まない時に、テレビの砂嵐の音を聞かせるとかなりの確率で泣き止みます。しばらくそのまま聞かせているとウトウトしだして、そのうちスヤスヤと寝入ってしまいます。
もし赤ちゃんが夜泣きした時は、夜中に近所迷惑にならない程度にテレビの音を調整して試してみるといいと思います。普通はすぐに泣きやむ筈ですが、テレビの音の大きさや大体どのくらいの時間で泣き止むかを覚えておくと後々役に立つと思います。
またいろいろ試した方は程度ご存じかも知れませんが?、ホワイトノイズだけを録音したCDなども売られているみたいです。このようなCDを買われて使われている方もおられるかも知れませんが、私の奥義では「FMラジオ」を使います。
FMラジオの選局ダイアルをFM局の無いチャンネルに合わせるとスピーカーからホワイトノイズが聞こえます。但し、ザーっというホワイトノイズを耳障りな音として自動的に除去する(聞こえなくする)「スケルチ機能」がついた、高級なFMラジオは使えません(役に立ちません)。
夜中にテレビをつけると画面が明るくてお母さんやお父さん方が眠れなかったり、電気代も馬鹿になりませんが、FMラジオであれば朝まで付けておいても電気代はほとんどかかりませんから安心です。またFMラジオであれば、赤ちゃんが寝ているベットのそばに簡単に持ち運びできて便利です。
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ここで注意事項ですが、ホワイトノイズがうるさいからと言って、赤ちゃんにイヤホンやヘッドホンをするのは絶対にやめてください。難聴になったり、コードが首に巻きついてとても危険です。
なお、キッズプレイスの保育園では泣いている赤ちゃんにFMラジオを使うことはしていません。保育士の先生方はラックをゆすったり、赤ちゃんの背中をやさしく叩いて辛抱強く寝かせつけています。赤ちゃんにFMラジオを使う方法は、私が自分の娘にいろいろと試してみて(協力してもらって)考え出した方法です(娘はほとんど夜泣きをしませんでしたが、時々火がついたように大泣きしていました)。また十人十色というように、この方法は必ずしもすべての赤ちゃんに通用する訳ではありません、そのことを忘れないでください。
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結局は赤ちゃんを安心させる方法としてどの方法がいいか、自分自身でいろいろと試してみるしかありません。また赤ちゃんは泣くことが仕事ですから、自分も赤ん坊だったころに散々両親に迷惑をかけてきたことを反省しつつ(笑)、是非愛情をもって接してあげて欲しいと思います。
上記の方法が、子育て世代のお母さんお父さん方のお役にたてれば幸いです。