赤ちゃんの着せ過ぎについて

新年、明けましておめでとうございます。今年もキッズプレイスの保育所と薬局をよろしくお願いいたします。
昨年末にインフルエンザのことについて書きましたが、ポツポツと反響があり嬉しく思っています。漢方薬はタミフルと同等以上に有効という結果が出ていますが、「味が苦い」のでお子さんにそのまま飲ませるのは難しいかも知れません。この場合は、ハチミツやシロップを入れるなどの工夫をすると良いです。

さて、今日は赤ちゃんの着せ過ぎについてです。
冬になるとキッズプレイスに登園する赤ちゃんも温かい服装でやってきます。
よくよく観察していると、園についてから上着のジャンパーやおくるみを脱がせると、その下に3枚も服を着ている赤ちゃんがおられます。寒い冬空に出かけるので仕方ないのですが(お父さんお母さんの愛情の深さかも知れません…)、お家や保育園にいる時は薄着がおすすめです。
私も含め、ついつい親ごころで冬には厚着をさせたくなりますが、暖房された室内や車の中では厚着をさせていると赤ちゃんがのぼせてしまい、また、お尻では湿気がこもって「おむつかぶれ」の原因になることが多いようです。
室内での服装は厚着にならないようにして、寝る時は毛布や布団で調整するのが理想です。

秋から冬にかけて生まれた赤ちゃんの場合、冬に厚着をし過ぎると暖かい季節に生まれた赤ちゃんより寝返りやハイハイが遅れがちになるようです。また、厚着により突然死症候群やアトピーにもなりかねません。赤ちゃんは大人に比べて体温調整の機能が未熟で、また汗っかきでもあるため、適度な保温性と通気性を考えて、こまめに服装を選択する必要があります。赤ちゃんがキッズプレイスからお家に帰って来た時、少し薄着なのは、日差しがさして保育園の中が日中温かいためです。また送迎の車の中も暖房を入れているのでジャンバーやおくるみの下は少し薄着になっています。

一方、私の家もそうなのですが、マンション住まいのため暖房はエアコンに頼っています。エアコン暖房は、風量をあげて下吹き出しにしても、天井側と床側ではかなりの温度差が出来てしまうのが難点です。足もとが寒いと思って温度調整をあげてもなかなか足もとが温まりません。このような時、加湿器を使って湿度をあげると比較的低い温度設定でも温かく感じます(エアコンの電気代もお得になります)。
また加湿器は風邪の防止にもかなり有効です。エアコン暖房のみの部屋で睡眠すると、空気がカラカラの状態では鼻や喉の粘膜が渇いて炎症を起こしやすくなり、風邪の季節では、粘膜からのウイルスの侵入を助けることになってしまいます。適当な湿度があれば鼻やのどの炎症を防げます。

そしてもし、日中自宅に誰もいないのであれば、サッシについている換気用の小窓を開けて換気しておくことをお勧めします(防犯には十分注意してください)。これは、加湿器で加湿しすぎた湿度を適度に逃がすためと、室内の目に見えない埃(ほこり)を外気に逃がすためです。

少々話題がそれてきましたが、冬は赤ちゃんの着せ過ぎに注意して元気に冬を乗り切ってください。次回は冬の間の家の換気の必要性について別途書かせて頂こうと思います。

最後に繰り返しになりますが、今年一年間キッズプレイスをよろしくお願いいたします。