2008年1月31日保育所から

 毎月恒例の遠足は、1月30日に九州エネルギー館に行きました。あいにくの曇り空でしたが、エネルギー化の中は温かくて快適でした。
 九州エネルギー館には、人とエネルギーのかかわりの歴史や、エネルギーの大切さ、火力発電所や水力発電所、原子力発電所のしくみが説明されいて、どちらかと言うと小学校以上から大人が対象になっています。保育園のお友達にはちょっと難しかったかも知れませんが、小さな目に映った様々なものが、大きくなって勉強した時に「これ知ってる!」と役に立てってくれればと思います。

 エネルギー館は1階と2階に分かれていて、1階には発電所のしくみを解説した展示物があります。展示物の説明用のパネルにはいろいろな「ボタン」が付いていて、ボタンを押すと展示物が動きだす仕掛けになっています。みんなは、手当たり次第ボタンを押していましたが、仕掛けが動くたびに「わーっ」「すごーい」と声を上げて驚いていました。
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 1階の展示物を見て歩いた後、階段を上って迷路や科学の面白さが体験できる2階の体感コーナーに行きました。
 2階には、ガラス張りの箱の中に入って万華鏡の世界を体感できたり、発電機のハンドルを回して発電を体感できるいろいろなアトラクションがありました。
 特にみんなが一生懸命だったのは、壁に鉄のピンが無数に並んでいて、手で押すと反対側に形がそのまま現れるアトラクションでした。お友達と先生とで互いに反対側にピンを押しあって楽しく遊びました。
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帰りはみんなでエネルギー館の案内のお姉さんに「ありがとうございました」とお礼を言いって、玄関で記念写真を撮りました。

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エネルギー館の遠足は、いろいろなものを見たり体験して、子供たちにも楽しいひと時だったと思います。
来月も子供たちの好奇心を駆り立てるところに見学(遠足)に行きたいと思っています。

(おまけ)エネルギー館ですが、小さなお子さんと一緒に家族で来ても退屈することなく十分楽しめる場所だと思いました。1階にはお母さんにのためにお風呂やキッチンなどの電化コーナーもあり、見どころ一杯でお勧めです。

2008年1月31日薬煎院薬局から

 突然ですが、赤ちゃんの夜泣きや疳の虫は大変ですね。毎晩続くとお父さんもお母さんも寝不足が続いて疲労困憊してしまいます。
 幼児の夜泣きや疳の虫には昔から「小建中湯(しょうけんちゅうとう)」という漢方薬が有名ですが、赤ちゃんとなると漢方薬という訳にはいきません。
 そこで耳寄りな知識を1つ。米国の小児科医のHarvey Karp博士は、赤ちゃんを安眠させるための5つの方法を提唱しておられます。
(ちなみに参考になる書籍には次のようなものがあります赤ちゃんがピタリ泣きやむ魔法のスイッチ
赤ちゃんが朝までぐっすり眠る方法…)

 カープ博士は、赤ちゃんの安眠のためには、お母さんの子宮の中の環境を再現することが理想と考えました。そこで、赤ちゃんを上手に寝かせつけるに、赤ちゃんが恋しがるお母さんの子宮の中の環境を再現するための5つの方法を提唱されています。

1.Swaddling スワッドリング
赤ちゃんをタオルなどでぐるぐる巻きにしてあげること。
 赤ちゃんはお母さんの子宮の中で適度に締め付けられていたので、何も締め付けられない状態ではすごく不安になるようです。むしろ体全体を包み込むような密着感があると安心します。
北欧だったと思いますが良く泣く赤ちゃんを寝かせつける伝統的な方法として、赤ちゃんをぐるぐる巻きさせる風習があります。赤ちゃんを巻く時には専門家に指導を受けることをお勧めしますが、赤ちゃんの腕を下げた状態で、上半身を若干きつめに、下半身をゆったりするように巻いていきます。薄手のタオルを使い、苦しがるほどキツク巻き過ぎないように注意します(分厚いタオルで巻くと体温が上がり過ぎるので注意して下さい)。
赤ちゃんでなくても、小さな子供が狭い所や窮屈な段ボールの中に入ったまま出て来なくなったり、その場所で寝てしまったりして困ることがありますが、これは同じようにお母さんのお腹の中を思い出して安心するからなのかもしれませんね。

2.Shushing Sounds シャーシング・サウンド
 赤ちゃんは、「シャー」とか「サー」あるいは「ザー」と言った感じのノイズ(ラジオやTVで選局していない時に出る音;ホワイトノイズなどとも呼ばれます)を心地よく感じます。これはお子宮の中で赤ちゃんが聞いていた、母さんの血管を血液が流れるの音です。ベビー用品のお店に行くと乳児用の音が出るおもちゃがありますが、心臓の拍動音や「シャー」という音が出るものがあります。周期的に繰り返す音を聞くと赤ちゃんは安心するようです。波の音や風の音などのヒーリング用のCDなども売られていますが、赤ちゃんの個性に合わせて好みが違うかもしれませんから、何が良いか試してみるのも良いかも知れません。

3.Swing スイング
 小刻みに揺らすこと。赤ちゃんは揺らされると羊水の中で揺れている感覚を思い出します。お子さんを車に乗せてドライブするとよく眠りますが、これは、子宮の中の羊水の中で揺れている感じに似ているからではないでしょうか。キッズプレイスでも良く泣く赤ちゃんはゆりかごイスに寝かせて揺すって寝かせつけています。
注意点として泣きやんだり、喜ぶからと言って強く揺するのは絶対に良くありません。また小刻みに揺する場合も長時間(ある例では15分以上)続けることは禁物です(乳児揺さぶり症候群SBSにご注意)、ゆっくりと揺することが大切です。

4.Side or stomach lying(Side/stomach position)
 赤ちゃんを横むきあるいはうつ伏せにしてあげること。赤ちゃんを横向きにすると胃の消化を助けることにもなります。一方、当局からの通達もあり、立場上「うつ伏せ寝」を推奨することはできません。しかし、うつ伏せにすると赤ちゃんは安心したようによく眠ります。また、ミルクをもどし易い赤ちゃんも、うつ伏せにするともどし難くなると言われています。赤ちゃんがどうしても夜泣きする時などは「うつ伏せ寝」も選択肢の1つになるかも知れませんが、いきなりうつ伏せ寝を始めるのは大間違いです。最初は頻繁に様子をチェックしながら練習することが大切です。SIDS(乳幼児突然死症候群)にはくれぐれも気を付けてください。
 下に米国消費者製品安全委員会(CPCS)のうつ伏せ寝に対する警告を示しておきます。これを見ると冬場はうつ伏せ寝をしない方が安全です。

1.ベッドはアイロン台の堅さが良い
2.シーツは弛まないようにピンと張る
3.枕は絶対に使わない
4.短い袖の衣類を使う(長いと口を塞いで窒息する可能性がある)
5.何かで顔をおおうことがないようにする
6.あおむけ寝以上の注意をそそぐ

 SIDSは未熟児の赤ちゃんや喫煙されるお母さん、また母乳でなくミルクで育てている赤ちゃんにに多いと言われています。

5.Sucking サッキング
 口で何かを吸うことです。子宮にいる時でも赤ちゃんは自分の指をしゃぶっています。これは生まれた時にお母さんの乳首を吸う練習だと言われています。どうしても泣きやまない時はおしゃぶりが役に立ちますが、癖になるのでご注意を…。

以上5つに意識しながら赤ちゃんを寝かせつけてみてください。複数の要素が揃うほどおお泣きしないで赤ちゃんが寝てくれると思います。

参考までに(あくまでも体験談です。うつ伏せ寝は自己責任でお願いします)
 我が家では、首のすわりが確認出来たころから、徐々に様子を見てうつ伏せ寝の練習をはじめ、6か月過ぎてから本格的にうつ伏せ寝に変えていきました。うつ伏せ寝の練習には特に神経を使いますが、やはり、うつ伏せの方がぐっすりと寝てくれます。またうつ伏せ寝に比べて仰向けだと、赤ちゃんのお腹がすきやすいような気がします。仰向けの時は夜中にお腹がすいて泣いてしまい、ミルクを飲むとすぐに寝ていました…。
 また我が家では、寝る前はなるべく母乳やミルクを飲ませ、いつもα波が出るというクラシックのCDをかけていました。
 カープ博士が提唱されている安眠のための方法を意識しながら色々と試してきましたが、やはり、毎日「規則正しい生活」を繰返すと、赤ちゃんは自然とぐっすり眠るようになるような気がします。いろいろ手を凝らしても「生活のリズム」が整わないとダメそうです。生活のリズムは6番目に必要な要素かもしれません…。

以上、上手な赤ちゃんの寝かせ方について、赤ちゃんを持つお父さんお母さんのお役に立てば幸いです。

ご参考まで…、128番目の記事にも赤ちゃんの夜泣き対策の記事を書いております?

保育所から

今日からまた、キッズプレイス小笹長丘保育園に新しい月極め保育のお友達が増えました。1歳の子です。またキッズプレイス小笹長丘保育園が明るくなりました。

最初はお母さんと離れて泣いていましたが、朝のおやつの時間が始まると、みんなで仲良くおやつを食べていたのか、ご機嫌よくなりました。まわりのお友達が、新しいお友達に優しくしていました。新しいお友達が増えると子供達も大喜びです。

毎月、新しいお友達が次々と入園してくれています。嬉しい限りです。

保育所から

今日の朝の保育はみんなで紙粘土をしました。みんなでちぎったり、まるめたりしていました。

明日から新しいお友達が入園します。お友達がキッズプレイスにたくさんきてくれて嬉しいです。

2008年1月20日保育所から

一昨日の夜、一時保育のお礼の電話がありました。

その日の昼、2人の男の子がキッズプレイスに6時間一時保育にきてくれました。両方とも1歳前半の子でしたので、最初はお母さんと離れて寂しくて泣いていました。お昼寝、おやつ、遊びとキッズプレイスで過ごしていくうちに、機嫌よく元気になってくれました。

その日の夜、一時保育にきてくれた子のお母さんより、「家に帰ってスプーンの持ち方が下手だったのに、ちゃんともてるようになっていました。そして服も一人で脱げないのに一人で脱げていました。また今日はいつもと違ってぐっすり眠りました。先生何か教えてくれたのですか?ありがとうございます。」と、電話がありました。

思い出すと、おやつの時間スプーンを持ったお友達と一緒にその子は食べていましたし、お昼寝前、みんなが上の服を脱いでいるのをその子はみてました。きっと他の子がやっているのを見てその子は学んだのだと思います。おやつの食べ方や、いただきますの仕方、手の洗い方などはしっかり教えてあげました。

一時保育でキッズプレイスに来て、おまるでトイレをするようになったとか、キッズプレイスを利用した日は、夜泣きがなくなったとお礼を言われることが多く、とても嬉しく思います。そして、また、一時保育を利用してくれます。

今で50人ぐらいの子が一時保育を利用してくれました。何か子供に学ばせたいと思う時は、キッズプレイスを利用してみてください。子供に生活のリズムをつけたいと思う時は、月極め保育もおすすめです。規則正しい生活や、お勉強も教えます。キッズプレイスを利用すると、何かいつもと違った変化がみられると思います。

2008年1月7日薬煎院薬局から

新年、明けましておめでとうございます。今年もキッズプレイスの保育所と薬局をよろしくお願いいたします。
昨年末にインフルエンザのことについて書きましたが、ポツポツと反響があり嬉しく思っています。漢方薬はタミフルと同等以上に有効という結果が出ていますが、「味が苦い」のでお子さんにそのまま飲ませるのは難しいかも知れません。この場合は、ハチミツやシロップを入れるなどの工夫をすると良いです。

さて、今日は赤ちゃんの着せ過ぎについてです。
冬になるとキッズプレイスに登園する赤ちゃんも温かい服装でやってきます。
よくよく観察していると、園についてから上着のジャンパーやおくるみを脱がせると、その下に3枚も服を着ている赤ちゃんがおられます。寒い冬空に出かけるので仕方ないのですが(お父さんお母さんの愛情の深さかも知れません…)、お家や保育園にいる時は薄着がおすすめです。
私も含め、ついつい親ごころで冬には厚着をさせたくなりますが、暖房された室内や車の中では厚着をさせていると赤ちゃんがのぼせてしまい、また、お尻では湿気がこもって「おむつかぶれ」の原因になることが多いようです。
室内での服装は厚着にならないようにして、寝る時は毛布や布団で調整するのが理想です。

秋から冬にかけて生まれた赤ちゃんの場合、冬に厚着をし過ぎると暖かい季節に生まれた赤ちゃんより寝返りやハイハイが遅れがちになるようです。また、厚着により突然死症候群やアトピーにもなりかねません。赤ちゃんは大人に比べて体温調整の機能が未熟で、また汗っかきでもあるため、適度な保温性と通気性を考えて、こまめに服装を選択する必要があります。赤ちゃんがキッズプレイスからお家に帰って来た時、少し薄着なのは、日差しがさして保育園の中が日中温かいためです。また送迎の車の中も暖房を入れているのでジャンバーやおくるみの下は少し薄着になっています。

一方、私の家もそうなのですが、マンション住まいのため暖房はエアコンに頼っています。エアコン暖房は、風量をあげて下吹き出しにしても、天井側と床側ではかなりの温度差が出来てしまうのが難点です。足もとが寒いと思って温度調整をあげてもなかなか足もとが温まりません。このような時、加湿器を使って湿度をあげると比較的低い温度設定でも温かく感じます(エアコンの電気代もお得になります)。
また加湿器は風邪の防止にもかなり有効です。エアコン暖房のみの部屋で睡眠すると、空気がカラカラの状態では鼻や喉の粘膜が渇いて炎症を起こしやすくなり、風邪の季節では、粘膜からのウイルスの侵入を助けることになってしまいます。適当な湿度があれば鼻やのどの炎症を防げます。

そしてもし、日中自宅に誰もいないのであれば、サッシについている換気用の小窓を開けて換気しておくことをお勧めします(防犯には十分注意してください)。これは、加湿器で加湿しすぎた湿度を適度に逃がすためと、室内の目に見えない埃(ほこり)を外気に逃がすためです。

少々話題がそれてきましたが、冬は赤ちゃんの着せ過ぎに注意して元気に冬を乗り切ってください。次回は冬の間の家の換気の必要性について別途書かせて頂こうと思います。

最後に繰り返しになりますが、今年一年間キッズプレイスをよろしくお願いいたします。

保育所から

新年あけましておめでとうございます。
2008年はキッズプレイスは1月4日から開園していましたが、開園早々、一時預かりの園児さんがたくさんきてくれ、とてもにぎやかでした。
子供たちが元気に走り回る姿を見て、今年も、たくさんの子供たちに、お会いできたらいいなあと思いました。
今年もいろいろなイベントを実施していきたいと思います。日々の保育のブログも綴っていきたいと思いますので、楽しみにしていてくださいね。
今年もキッズプレイスをよろしくお願いいたします。