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キッズプレイスとは直接関係ないかも知れないのですが…。4月13日の未明、私の家で飼っていたフェレットの1匹が死んでしまいました。名前は「とら」と言います、男の子で4才5ヶ月でした(人間の年齢でいえば70才位だと思います)。
白いフェレットが「とら」です
キッズプレイスの立ち上げの際からずっとアイドル的存在だったので、とても悲しく、心に大きな穴が空いたようです。今も喪失感に苛まれています。
フェレットについてはご存じでない方も多いと思いますが、詳しくはインターネットや本屋さんのペット図鑑などを参考にされてください。フェレットはとても遊び好きで、ケージから出してあげると「クックックッ」と声をあげて喜びます。吠えたりすることも無く、お風呂好きで、トイレ決まったところにしてくれて、自分の生活を人間の生活に合わせてくれるなど、とても親しみやすい小型動物です。いつもハンモックの上で寝ていますが、ハムスターのように冬眠はしません…。
私の家は一般的なサラリーマン家庭でしたが、小さいころから、犬や小鳥、金魚と言ったペットがいつも近くにいました。世話をするのは大変ですし、なかなか自分の思ったように動いてくれない部分もありますが、彼らは子供心に「動物や弱い者を大切にする」という、とても大切なことを沢山教えてくれたように思います。そしてつらいことでもありますが、動物たちは一番最後に、「命あるものは何時か必ず死んでしまうこと」を教えてくれました。
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自分の子供のころと比べると、現代の子供たちはインターネットやゲーム等のバーチャルな世界に慣れ親しんでいて、外で遊ぶことや、生きた動物に接する機会が少ないようです。昔と違ってボタンひとつで快適な暮らしがおくれます。
今の子供たちが慣れ親しんでいるバーチャルの世界では、リセットボタンを押せば、何度でもキャラクターが生き返ります。アニメの世界でも、奇跡や伝説のパワーによってキャラクターが復活します。
🙁
学校で必要以上に陰湿ないじめが行われたり、一度キレると歯止めが利かない子供たちの存在は、幼いころから現実の世界と虚空の世界を混同しているからではないかと考えてしまいます…。
子供たちに夢を与えることはとても大切なことですが、現実世界とバーチャル世界を倒錯するようなことがあっては良くないと思います。現実世界の動物たちは、酷いことをしたり、例えば強く叩いたりすると、弱ったり死んでしまうことを身を呈して教えてくれます。
子供たちもいずれ大人になれば現実の世界の厳しさを知ることになると思いますが、弱いものや小さなものへの「思いやりの心」、「いたわりの心」は幼児期の体験が反映しているようにも思います。
マンションなどでは大型動物は飼うことが難しいと思いますが、子供たちのために一生に一度だけでもペットを飼ってみてもバチは当たらないかも知れません。お子さんに必ず面倒を見るという約束をして、トライしてみてはいかがでしょうか。