ファミリーキャンプのススメ(1)

もうすぐシルバーウィークですね。皆さんのご家庭では秋の休日の過ごし方について計画を立ててますか?。また最近では、子育て世代のお母さん方を含め、山ガールや釣りガールなど特に女性のアウトドアスポーツが脚光を浴びているようですが、今日はそのことを踏まえ、お子さんとの休日の過ごし方の1つとして「ファミリー・キャンプ」をおすすめすべく記事を書かせて頂きます。(読者のお父さんお母さん方で、既にキャンプ経験ある達人の方がいたら恥ずかしいので読み飛ばしてくださいね)
私の家でも最近よくキャンプに出掛けています。
キャンプ未経験の方では、キャンプをするとまず「夜お風呂に入れない」と引いてしまう方もいると思いますが、ご心配なく、「お風呂完備、しかも温泉!」というキャンプ場も沢山あります。ここで紹介する最低限、5つくらいのことを知っていれば楽しくファミリーキャンプが出来ると思いますので興味があれば最後までお付き合いください。
ファミリーキャンプをお勧めする理由…
  • 親子で自然に親しめる
    キャンプでの楽しみは、釣りやスポーツ、自然観察や虫取りなど沢山ありますが、中でも晴れた日の星空観察は感動的です。沢山の流れ星を見つけたり、運が良ければ国際宇宙ステーションの軌跡を肉眼で見たりすることもできます。テレビやゲーム漬けの日常から離れてありのままの自然に触れることは、子供たちの持つ本来の感性を呼び覚ます良い機会になると思います。
  • キャンプでの食事はすごく美味しい
    青空の下で食べる食事はとても美味しく感じます。例えレトルトカレーでも普段と違って格段においしく感じます、信じられないかもしれませんが本当に不思議です…。焼き肉やバーベキューならレストランで食べる食事より数倍は美味しく、お子さんも沢山食べると思います。ちなみに私には朝淹れたてのコーヒーが格別に美味しいです。
  • 大人もリフレッシュできる(温泉に入れる!)
    キャンプはお子さんのためというだけではありません、大人がリフレッシュするためも一度は行ってみたいものです。大自然の中で深呼吸すればマイナスイオンが心と体をリフレッシュさせてくれるでしょう。紅葉や桜の季節は特におススメです。
    キャンプについての考え方はいろいろあると思います。(そんなものはキャンプじゃないという達人の方もおられると思いますが、)すべてセルフサービスの温泉旅行のようなものかも知れません。セルフサービスの部分を楽しいと思えるか思えないかが分かれ道だと思いますが、体が元気なうちでないと経験できないことは確かです。
  • 最初に装備さえそろえてしまえば後々家計に優しい
    最初にキャンプ用品をそろえるには費用がかかりますが、一度揃えてしまえばあとは毎回、1家族5000円くらいでキャンプが楽しめます。
  • 緊急時の備えにも
    東北大震災をはじめ、最近各地で頻発していますね、日本が地震国である以上備えは大事です。キャンプ用品を揃えておくと災害時の非常用グッズとしても役立ちます(一旦災害が起こってしまうとキャンプ用品が不足して購入が難しくなります)。こんな時代ですから、キャンプ用品を万が一の備えとして持っていても決して損はありません。また予めキャンプに慣れていれば災害が起こっても慌てずに済みます。その他、お子さんの運動会や遠足、家族でのお花見の時などにもキャンプ用品は役立ちます。
ファミリーキャンプをするなら最低限知っておきたいこと…

紙面の関係上、キャンプ用品の準備などの詳しいことはキャンプ関連の他のサイトを参考にして頂いて、ここではファミリーキャンプをする時に最低限知っておくと困らないのではないかと思うことについて、私の経験から書かせて頂きます。

  • 飯ごうを使いこなすこと
    日本人にとって?飯ごう炊飯はキャンプの成功・不成功を左右する大事なイベントの1つです(笑)。キャンプ場でのご飯炊きは通常お父さんの役目になると思いますが、うまく炊けたら家族から尊敬の目で見られること間違いなしです。でも失敗すると居場所が無くなりますから、もし今まで一度も「飯ごう」でご飯を炊いた経験のない方がいたら、一度自宅のガスレンジで練習しておく事をおすすめします。ポイントは、1に「水加減」で2は「炊き上がりのタイミング」です。
    水加減ですが、とぎ終わったお米に水を入れる際、沈んだお米の1.5~1.8cm上ぐらいまで水を入れます。私はいつも目分量で済ませていますが、2~3合の場合は幸いこの方法で失敗したことがありません。炊きあがったお米に芯が残ると少々修正が難しいため、水加減は多すぎるより、むしろ少なすぎないようにすることが大切です。炊きあがったご飯が柔らか気味であれば、蒸らし加減で調整ができ、それでもだめならお茶漬けかお粥にできます(キャンプで食べるお茶づけはまた格別です、笑)。
    一方、炊き上がりのタイミングですが、お米を炊き始めて7~10分位すると飯ごうから泡や蒸気や沢山出てきます(この時フタが外れそうになったら石などを「重し」としてのせます)。蒸気が出る状態が10~15分続いた後、徐々出なくなって来るので、ほぼ蒸気が出なくなって3分ほどしたら火から下ろします(この時ご飯のよい匂いがします)。火から下ろして飯ごうをひっくり返し(お鍋て炊く時はそのままで)、15分ほど蒸らして出来上がりです。火加減は蒸気が出るまで弱火で、後は最後まで強火です。火にかけてから下ろすまで15~25分くらいです。火加減は少しくらいお焦げがある方がおいしいので、短すぎるより僅かに長めにすると良いと思います。ご飯はお米の量に関係なく原理的には98℃、20分で出来上がります。
    余談:これもお父さんの役目になると思いますが、もし炭やマキで火おこしをしたことがなければ注意点が2つあります。炭やマキを買う時には忘れずに「着火剤」を多めに購入しておきましょう(着火剤は炭やマキに火を付けやすくするもので、いずれもホームセンターで売っています)。慣れないうちは着火剤がとても役に立ちます。また炭を買う場合は間違っても「備長炭」だけは買ってはいけません、備長炭は容易に火が付かないからです。
    飯ごう炊飯を重要イベントと書きましたが、必要以上に心配する必要はありません。日常生活で経験することのないことを試行錯誤しながら進めていくこともキャンプの醍醐味の一つです。
  • テントは少しゆとりのあるものを準備する
    テントを購入する時、家族が寝るスペースだけを考えていると、荷物が置けなくなってしまいます。また小さいテントは何かと使いにくく、もう一度買いなおす羽目になりかねません。最近ではワンタッチで組み立てられ、2つのテント(テント+スクリーンタープ)などを連結できるものが流行っており、お勧めです。キャンプ用品のお店が近くにあれば先ず足を運んでみると雰囲気が分かると思います。でもなければ家族の人数+2~3名余分な大きさのものをネットで買うと良いと思います(ちなみに私はAmazonで買うことが多いです)。
  • ランタン(ランプ)はLED式のものがお勧め
    ランタンとは「ランプ」のことですが、ガス、灯油、電池式…などの種類があります。小さなお子さんのいるファミリーキャンプではガス、灯油式のものは思わぬ事故を招きやすいので、テントの中でも安心して使える電池式のLEDランタンがお勧めです。明るさにもよりますがLED式ならとても明るく、単一電池3本で50~100時間ぐらい持ちます。ランタンは信頼できるメーカーのものを出来れば2個以上用意するようにしてください。ちなみに我が家の場合は4つ(電池式LEDランタン1つ、石油気化式ランタン2つ、ガスボンベ式ランタン1つ)持って行きます。
  • シュラフ(寝袋)の購入には注意が必要です
    シュラフとは「寝袋」のことですが、最低使用温度があります。キャンプ場は意外に夜涼しい(寒い)ところが多いので、簡単な毛布などではNGです(シュラフは必需品です)。山や高原でキャンプをする時には十分温かめのものを選ぶようにしましょう。特に、快晴の日にキャンプをすると、放射冷却で夜に冷え込むことがあるので、寒くて朝まで眠れないということが無いよう、シュラフに書かれてある最低使用温度表示よりさらに5~10度低めを選ぶとよいです。またシュラフには封筒型と体をすっぽりと包みこむマミー型という2種類の形状がありますが、封筒型の方が使いやすいと思います。
  • ビギナーの方は管理が行き届いた温泉付き(お風呂付)のキャンプ場がオススメ
    一泊300円~2000円ほどの費用(管理費)がかかりますが、管理人さんがいて温泉付き(お風呂付)のキャンプ場があります。いろいろなキャンプ用品を貸りることができるので準備不足や買い忘れがあっても大丈夫です。キャンプ場はインターネットで予め評価の高いところを選ぶとよいでしょう。いろいろなキャンプ場がありますが、九州周辺の方なら阿蘇の泉水キャンプ場あたりが良いかもしれません。私の家族もちょくちょく利用していますが、施設内に露天風呂があって快適です(ランドリー等もあります)(最近は少しさびれているようで、この前立ち寄ったら荒れてました。残念)。また各地にある国民休暇村内のキャンプ場も本館のお風呂やプールなどを安価で利用できます。
    ★もし初めてキャンプをされるのであれば、私がイチオシでお勧めするのは熊本にある宮崎県の高千穂にも近い「服掛松(ふくかけまつ)キャンプ場」です。このキャンプ場を一度利用したら、なかなか他のキャンプ場に行きたくなくなります。昔は利用者もそれほど多くなかったのですが、最近はGWやSWでも沢山のキャンパーが訪れています。このキャンプ場はフリーサイトであれば予約が不要で、思い立った時に出かけることが出来ます。それぐらい広いのびのびとしたキャンプ場で、お子さん向けの遊具も充実しています。
キャンプに行くには上記以外にも必要なものがいくつかありますが、また次回(?)紹介させて頂きます。
キッズプレイスのご父兄やOG、OB、職員の方で、ファミリー・キャンプをやってみたいという方がおられましたら、是非一緒に行きませんか?平尾大楠園の井手までお声掛けください。