運動会について…

2016年5月23日

以下の記事は2013年に書いて、下書きとして保存していたものですが、今年も私の住む街(福岡市内)の小学校の運動会シーズンが近づくにつれてふと思い出してリリースすることにしました。3年前の記事ですので、現状と少しズレているかも知れませんが、お読みいただければ幸いです。なお、小学校によっては5月でなく10月に行っているところもあるため、福岡市の全ての小学校について言えることではありませんので、予めご承知おきください。

 

キッズプレイスのある福岡市で、今年(2013年)は5月26日の日曜日に小学校での運動会が集中していました。

たまたまその日、スーパーで買い物を済ませて帰る途中、唐突にテレビ局の方が近づいて来て「取材に協力してもらえませんか?」とお願いされました。取材の内容は5月に行われる運動会について意見を聞かせてほしいというものでした。

私自身、5月に福岡市で運動会が多いことはも好ましくないと思っていたのでその理由を話せばよかったのですが、その時はタイミングが悪く急いでいたので取材を断りました。
その後、私の職場で「5月の運動会」について話題となり、備忘録としてブログに書こうと思いました。
以下は私が福岡市で5月に運動会を開くことを好ましくないと考える理由です。

1.PM2.5の影響
2.黄砂の影響
3.光化学スモッグの影響
4.福岡市特有の問題
5.子供たちの成長および体力負荷への影響
6.天候への配慮

ストレートに国名を書くことは控えますが(汗)、1~3は隣国の●国の影響で、福岡はこの季節が一番大気の汚染状態が悪くなっています。
これは偏西風の流れの影響で●国から大気汚染物質が日本、特に九州を中心とした西日本に流れてくることによる公害です。私が勤める薬局でも、花粉症のシーズンを終わっても、黄砂の影響が少なくなる季節まで、アレルギー性鼻炎や喘息の方の相談が多くあります。
黄砂やPM2.5に加えて、紫外線の強い日は光化学スモッグが発生します。私の家族は今年のゴールデンウィークも相変わらずキャンプ三昧で過ごしましたが、私自身、車で高速道路を移動中、街中でなくても目や鼻が痛くなりました。

●国から大気汚染物質を運んで来る偏西風の流れはおよそ6月下旬まで続くので、7月以降であれば影響がなくなります。つまり、九州に住む人にとっては4~6月は試練の季節となります。

従って5月に運動会を開けば、子供の呼吸器に悪影響が大きいことが当然予見されます。

さらに、福岡市に特有のプチ公害問題が、大気の汚れに拍車をかけています。それはディーゼルエンジンで動くバスやトラックの「排気ガス」の影響です。
福岡には日本で一番バスの保有台数が多い「バス会社」があります。
福岡市を訪れたことがある方なら誰もが驚くことだと思いますが、福岡市の中心街(天神など)の大通りでは、福岡名物の「バスによる渋滞」が見られるます。十台前後のバスが連なって、どのバスも黒煙を上げて走っています。特に整備不良のバスはさらにもうもうと黒煙を上げて走るのでバスの後ろを走る車は車間距離を開けて走っています。

ディーゼル車の排気ガスに含まれる黒煙、いわゆる「ディーゼル・カーボン」は、それ自体には抗原性がなくても、他のアレルゲン物質の抗原性を相乗的に高めることが医学的に知られています。
例えば、周りが杉林の山の中に住んでいてもそれだけでは花粉症や喘息になりにくいのですが、近くに国道などがあり、バスやトラックの往来が激しいと、その交通量に比例して道路の周辺に沿って花粉症や喘息患者が多いことが疫学調査より分かっています。

つまり、福岡市では●国からの黄砂や大気汚染物質の来襲に加えて、日本一バスが多い街であるため、余計に空気が悪くなり易いのです。
バスについては東京都のように行政指導でカーボン・トラップ・フィルター(排ガスフィルター)を取り付けるように指導してほしいものですが、バス会社が支払う税金が大きな税収となっている以上、行政指導による排ガスフィルターの装着指導は夢の夢かも知れません。

このように空気環境が悪い中に加え、夏前である5月に運動会を開くということは、子供たちの成長および体力負荷への影響も考える必要があります。
運動会と言えば10月が当たり前と思うのは私だけではないと思いますが、10月に運動会を行うことは子供の成長の上からも理にかなっています。
子供たちは夏の間に太陽光線にあたることにより、大なり小なり日焼けすると思いますが(中には塾通いで日焼けしない子も多いかもしれませんが)、日焼けすることにより皮膚表面でビタミンDが作られ、その結果、骨が強くなります。つまり夏を過ぎることによって子供たちの骨や体は強くなるという訳です。ところが5月では紫外線こそ強いものの、春が終わって十分な日光を浴びることなく、体の成長がを待たずに運動化会を迎えることになります。その結果、怪我が増えてしまうので、どうしても動きの小さな運動会となりがちです。
従って子供たちの成長を考えると5月より10月の運動会の方が、子供たちの体力面からも適しているのではないかと思われます。

一方、10月には体育の日という祝日がありますが、これは東京オリンピックの開会日に合わせて制定されたと記憶しています。それと同時に10月10日は晴れの特異日であり、統計的にこの日は晴れる確率が高いことが分かっています。5月も五月晴れで空気が乾燥してカラッと晴れた日が多いですが、統計的に晴れる日が分かっているなら、「体育の日」と言う名前がついた日に運動会を行う方が子供たちにも説明しやすいのではないかと思います。

5月に運動会をする理由の一つに、4月に入学した1年生や、進学した子供たちが新しい友達と慣れるためがあるそうです。新しい友達と運動会を通じてより親しくなることが狙いとのことですが、これにつても少し首をかしげたくなります。
10月になり十分に親しくなった友達と一緒に迎える運動会の方が、より楽しいのではないか?とも思えます。要は、ものは言いようかも知れませんね。

少し愚痴っぽい記事となりましたが、運動会をするなら「スポーツの秋」、そう考えるのは私だけでしょうか…。